NDc 長岡デンタルコミュニケーションズ
NDcでは,感染予防の観点から現在webセミナーの受講をお勧めしています.なお顎関節治療および力のコントロールに関しては,実際の診療技能習得のため診療室での実習をお勧めしていますが,現時点では原則として新潟県内での実施とさせて頂いています.
・会場費や交通費,宿泊費がが不要なため費用が抑えられる.
・自宅や遠隔地でも受講が可能.
・希望の時間で受講できる(月,木,日 随時,その他は夕方19:00以降)
・長時間の講演では,分割受講が可能.
・講演メモが取りやすい.
.質問はメール等で随時受け付け可能
原則的に10名以上で申し込みください
申込先は 左下のE-mailをクリックして,メールに希望内容を記載してください.
*講習時間:全項目で約4時間 webでの講習可能 10名より受講可能
磁性アタッチメントは,磁石の吸引力を使用した維持装置で,主にオーバーデンチャーの支台装置として使用されています.コンパクトで単純な構造で支台歯の負担が少ないことから,どのような症例でも使用できるといったイメージがありますが,通常のクラスプとは特性や使用法が大きく異なり,安易な選択や誤った使用によって,支台歯の喪失や義歯の機能低下を生じる可能性もあります.
□ 磁性アタッチメントの機能的な特徴
維持装置としての磁性アタッチメントの特徴,クラスプとの違い,磁性アタッチメントの利点と欠点に関して臨床 的な観点から解説を行います
□ 磁性アタッチメントの適応症
磁性アタッチメントに適した症例,磁性アタッチメントの使用には注意が必要な症例についてトラブル症例も含め て説明します
□ 磁性アタッチメント義歯の設計
臨床での使用頻度の高いオーバーデンチャータイプを中心に,テレスコープタイプや磁性アタッチメントインプラ ントを併用したインプラント義歯(IARPD)について解説します.
磁性アタッチメントを使用する際に,問題となりやすい臨床的なポイントを確認すると共にその対処法について解説を行います.
□ キーパー付き根面板の支台歯形成と印象法
歯周組織の状態が不良な症例が多い,オーバーデンチャーの支台歯における根面板の形成に関して,①形成前の歯 周組織の管理,②適切なマージンとポストの設定法,③気泡や変形を生じにくい簡単な印象法について解説しま す.
□ エアギャップの管理と磁性アタッチメント(磁石構造体)の義歯への組み込み
磁性アタッチメントの吸引力(維持力)の確保において最も重要なエアギャップの管理の観点から,磁性アタッチ メントを義歯に組み込む際の注意点と具体的な方法について解説を行います.
□ 面板の清掃や長期管理
オーバーデンチャーの支台歯喪失の原因となる二次カリエスや歯周病の予防に関して,清掃法を含めた効果的なメ インテナンス方法に関して解説を行います.
製作の難しい,キーパー付き根面板の製作について,また支台歯と粘膜の支持の合理的な分配に関して,技工操作 のポイントの解説を行います.
*講習時間:全項目で約3時間 webでの講習可能 10名より受講可能
ノンメタルクラスプデンチャーは,樹脂製のクラスプを使用し,金属の鉤腕が露出しない審美性の高い義歯です.そのためインプラント治療は行えない(希望しない)が,義歯を使用しているのが分かるのを望まない患者さんに適した治療法といえます.
しかし,最近では違和感を減らし簡易に製作するため,部分床義歯の設計原則を守らず,レストや強固な連結子を省いて製作する症例も見受けられ,しっかり咬めないだけでなく,義歯がたわんだり沈下することで,結果的に支台歯や顎堤粘膜の障害となっている症例も少なくありません.ノンメタルクラスプデンチャーに必要とされる条件は,通常の部分床義歯と変わらず.設計に際して適切な支持や把持を付与することが不可欠となります.
本講習では,このような部分床義歯の基本を踏まえて,ノンメタルクラスプデンチャーを正しく製作し使用する際の注意点に関して解説を行います.
Ⅰ.ノンメタルクラスプデンチャーとは?
ノンメタルクラスプデンチャーの特徴,長所と短所
Ⅱ.ノンメタルクラスプデンチャーの設計
ノンメタルクラスプデンチャーの適応症と非適応症
義歯の機能的な動揺や支台歯の負担を軽減する設計方針
インプラントオーバーデンチャーとの併用
Ⅲ.支台歯の選択と維持・把持の設定
メタルクラスプよりシビアな鉤腕の設計
鉤腕の露出を避ける着脱方向の設定
鉤歯の選択と,適切な維持力の付与,調整法
適切なアンダーカットが得られない場合は?
Ⅳ.レジンクラスプの維持力の調整と長期管理
鉤腕におけるシーリングの維持と正しい維持力の調整法
長期管理における注意点
維持力が低下した際の対処法
Ⅴ.鉤腕の修理とリライニング法
メタルクラスプとは異なる対処法(レジン再プレス法)
*講習時間:全項目で約6時間 webでの講習可能 10名より受講可能
*内容を選択し,2,3時間に短縮することも可能です
通常の治療室で行え,安全性の高いMMRI(multimodal rehabilitation therapy)コンセプトによる顎関節症治療を修得して頂く総合的なセミナーです.多くの新人Drに治療指導を行った経験から,経験の少ない先生の間違いやすいポイントを整理したうえで,EBMに基づいた臨床試験のデータに基づいた,安全で効果的な施術法を解説します.
顎関節症の治療をマスターするだけでなく,顎機能検査やブラキシズムコントロールを修得することで,日常臨床に必要な顎の機能に対する理解を高めることが出来ます.セミナーの詳細は下記のカリキュラムをご覧下さい
→MITTセミナーカリキュラム (PDFファイル)
また,一般の方向けの””顎関節症とその予防”に関する講演も行っています.興味のある方はあごの機能研究会へご連絡ください.
*講習時間:1日 診療室での講習 8名程
*受講者の診療室をお借りして実習を行います.
一般の先生が診療室で実施する顎関節症の治療法を厳選し,実習を通して必要とされる診察・診断・治療法を習得してもらうコースです.講義だけでは分かりにくい手技を習得してもらいます.実際の診査法や手技を習得してもらうため診療室での実施をとなります.
顎関節症の基礎一般の診療室での治療を前提とした顎関節症の診断
一般の診療室での治療を前提とした顎関節症の治療
実習
一般の診療室での顎関節症の診査・診断 実習
顎関節症リハビリテーション療法実習
自律運動療法の実習
jog-manipulationによる徒手的顎関節授動術
ブラキシズム対応型スプリント療法
薬物療法の実際
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*講習時間:1日 診療室での講習 8名程
*受講者の診療室をお借りして実習を行います.口腔内診査をデモするため診療室にマイクロスコープが使用出来る 環境が必要です.
口腔に加わる過剰な力は,歯や歯周組織,顎関節などにさまざまな障害を生じます.歯の破折,咬合性外傷,知覚過敏,歯痛,歯の摩耗やアブフラクション(歯頸部の非齲蝕性の欠損),顎関節症など臨床の現場でも多くみられる障害の発生には,これら咀嚼系の生じる過剰な力が関与していると考えられます.
過剰な力の発生する原因は,覚醒時あるいは睡眠時のブラキシズム,強い咀嚼習慣,スポーツや生活習慣など複数存在し,無条件にマウスピースを入れるだけではなく,各障害に応じて適切な対応を図る必要があります.
本セミナーは,過剰な力によって発生する口腔の障害とその対処法について複数の症例を提示して解説を行います.また,実習を通して障害の診査・診断法を身につけて頂くとともに,生活指導・習癖指導・咬合調整などの具体的な対処法についてマイクロスコープ等を用いて,実際の口腔内を観察しながら解説を行います.
→力のコントロール セミナー(PDFファイル)
*配布資料は,セミナー終了後に削除しますので,ご注意ください.
*セミナー受講者のみ閲覧可能です
PDFにはセキュリティーが掛けられており,閲覧出来ない場合は,セキュリティソフトメーカーの ホームページをご覧下さい →olive.co.jp.website へのリンク
実施回 | 配付資料.クリックして閲覧,あるいはダウンロードしてください |
第一回 |
顎関節症に関する、基本的な事項を確認するとともに,治療法全体の概要を解説します.また,毎回の診療の際に使用する,診療チャートの記載方法も合わせて習得して頂くことで,セミナー期間中に実際の治療の効果を確認して頂きます. ① 講演スライド(公開は終了しました) *ファイルが大きく,開くのに時間がかかる場合があります. ② TMD予診表(PDF) ③ TMD診査表H24(PDF) ④ 治療評価シート(PDF) |
第二回 |
自律運動療法の理論と実際 Jog-type jaw manipulation 1 |
第三回 |
Jog-type jaw manipulation 2 (前回配布済) 画像診断からみたTMDの病態 |
第四回 |
⑤ examination ⑥TMDの治療的診断と診査表 |
第五回 |
⑦認知行動療法を主体とした習癖指導 ⑧TMDの鑑別診断と薬物療法 |
第六回/七回 |
⑨顎関節症における咬合管理(70)掲示用.pdf リンク ⑩運動療法実習,動的咬合化実習,姿勢の管理実習 |
No | コンテンツ |
1 | 顎関節症診査表ー2012年度版 |
NDcで使用している,予診表です.待合室で事前に記載して貰うことで,不定愁訴や心理的な問題のスクリーニングが行え,診査の精度と,効率を高めることが可能です (パスワード設定:セミナー受講者専用). |
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2 | 顎関節症診査表ー2012年度版 |
NDcで使用している,最新の診査表です.当初は10ページにわたる膨大な診査項目を記載していましたが,治療法の変遷に合わせて改良を行い,治療に必要な項目のみを厳選した結果,最新版は2ページに圧縮したコンパクトなものとなっています. 熟練者で15分,初心者で40分程度の診査で,症状・原因誘因・病態をバランス良く評価することが可能です. (パスワード設定:セミナー受講者専用) |
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顎関節症診査表ー2012年度版 | |
3 | NDcで使用している,治療経過表です.症状の推移が一覧でき,治療の有効性とともに,治療法の変更が必要な際に必要な情報を正確に把握することが可能となります.術者のスキルアップに有効です.記載法は最も簡単で,効果的なEBMの実践をご覧下さい. (パスワード設定:セミナー受講者専用) |